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0409

 「いままでよりも、もっとよくならないかなぁ」
 と新しいなにかを足したり引いたりしていれば、
 すべてが成功するはずがない、という結果に至ります。
 つまり、それは、「失敗」によく似た結果です。
 しかし、その「失敗によく似たもの」は、
 「なにを、してはいけなかったのか?」あるいは、
 「なにを、しなかったからいけなかったのか」を、
 教えてくれるものです。
 しまったぁ‥‥と思って、それに気をつけます。
 
 「失敗」を求めているはずはないのですが、
 「失敗」をただ恐怖していたら、
 なんつーか、「悪い運命の思うつぼ」です。
 思うんですが、「失敗」を怖がるかどうかについては、
 ある程度コントロールできるかもしれません。
 「これくらいの失敗があったとしたら、
  どれほど痛みをこうむるのか」ということを、
 一度は想定し、計算もし覚悟しておくということです。
 で、その痛みが、耐えられそうもなかったら、
 そのことを避けたり、後回しにしてもいいと思うんです。