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FUJI
仕事をしているとひたすら同じような日常が繰り返され、得られる情報や刺激というのは学生時代とは段違いに少なくなります。学生時代はあたりまえのように月に数冊は読んでいた本も、大学を卒業してからの2年間で読んだ本は両手で数えられるくらいでしょうか?「美術」と「生活」でいえば、現在わたしは「生活」することに重点をおいてます。いちおうは美術に関わるような仕事を普段していますが、その仕事から身に付くものはその仕事特有のスキルであり、美術に関するスキルではありません。自分のなかで少しずつ薄れてゆく「美術」の存在、もはや自分が「美術」という言葉を口にするのも憚られるほどです。今年度は自分のなかでいまいちど「美術」を見直す時期かな、と思います